第13期『ハートフル大学』 第6回講演開催
1.開催日時 |
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10月4日(土) 13:00〜15:00 |
2.講師 |
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納 光弘氏(財団法人慈愛会会長) |
3.演題 |
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「夢追って生きる」 |
第6回講演 概要
10月の第6回講演では、財団法人慈愛会会長の納光弘さんをお招きし、「夢追って生きる」の演題のもと、映像とご自身の体験をもとに、努力の継続が夢の実現に結びつくということや、人生における出会いの大切さについてなど、ユーモアを交えながらお話し下さいました。
〜 結局やめなかったことが、達成できた理由 〜
何かをしようと思って一生懸命して、もう無理だ、辛いと思ったときには、この「やめてしまったら絶対達成できないし、やめなかったらたどり着く」ということを思い出すんです。これはその後の人生の教訓になっています。当たり前のことだと思われるかも知れませんが、当たり前だからこそ大事なんです。
〜 いつの日か治るのを夢見ている患者さんのために 〜
筋ジストロフィーとは、どんどんと筋肉がやせていって、最後には呼吸をすることもできなくなるという病気です。当時は原因も治療法も分かりませんでした。私は何とかしなければと思い、これを含めた、治らないとされている病気に一生をささげると決意しました。
〜 患者さんの目から見て日本一の病院に 〜
規模で日本一なんて掲げても聖路加病院には絶対勝てません。しかし患者さんの目から見て日本一だったら、私たちなら絶対にできる、実現するぞ、やってやろうと掲げているんです。そして、最新の設備と快適な空間、充実した医療体制の整備というようなことを進めることで、この「患者さんの目から見て日本一」という私の夢は着々と実現しつつあります。
(『ハートフル大学』コミュニケーション誌「ハートフル」講演録より一部抜粋)